可愛いは正義!ミロルップ♪

 

へいかです。

本記事は、第22回東北オフ、第2回ダブルボスラッシュなどで使用したミロルップ(ミミロルミミロップ)構築の紹介です。私含め3名で使用しました。

 

 

 

概要 

主な実績としては以下の実績があります

・USM全国ダブルレート 最高1900↑(最終2頁ライン)

・第22回東北オフ 予選9位(47人中)抜け Best16

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イラスト:りまるさん(@__4m2r7__)

 

構築作成者:セイカーさん(@shassu5648)

動画投稿されている方で、メインの砂パだけでなくメガピジョットメガジュペッタなどのマイナーなメガ進化ポケモンを軸にしたパーティを使って結果を残されている、天才的なお方です。

 

細かい構築経緯までは私もお伺いしていないので、もし気になる方がいれば直接聞いてみてください。

 

それでは構築紹介に移ります。私自身が使いやすいように使っていたため、ご本人とは立ち回り等違う点があると思いますので1意見ということを念頭に置いて読んでいただければと思います。

※以下常体

 

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パーティの全容がこちら。

主な特徴として以下3点が挙げられる。

①キザンに剣の舞
ねこだまし持ち4体
③命中率100%のみ

 

①②の特徴を活かしたものが、次に紹介する基本の立ち回りだ。

1. 猫だまし+剣の舞
2. 猫だまし(アンコール)+不意打ち
3. 交代(とんぼ返り)+守る

 

「猫だまし+剣の舞」で攻撃2段階上昇させた後「交代orとんぼ返り+守る」「猫だましorアンコール+不意打ち」を繰り返すことで、片方を止め、片方を不意打ちで縛り続ける、というのが目指すべき展開となる。

このようにすることで、「不意打ち」という技を使う上でどうしても発生してしまう択を最低限ケアしながら相手にプレッシャーを与えることができる。

 

 

個別解説

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かわいい。

ミロカロスなどの威嚇対策枠がいてガオガエンを絡めた立ち回りをしづらいとき、またはキザンの通りがよく3枚猫でサポートしたいときに選出し、猫だまし枠の一角を担う。奇石によって耐久もそこそこあるので後出しもしやすい。

手助けが強力で、ふいうち圏外のポケモンがキザンを処理しに来る立ち回りを選択するときに刺さり、easy winを拾ったりもした。

 

 

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基本先発で出して猫だまし+上から攻撃orアンコで場をコントロールする。メガ進化後に格闘タイプが追加されて弱点が増えるため、メガ進化のタイミングは重要。

 

※火力目安

・恩返し

無振りコケコが猫+恩返しで1発

H振りリザYやメガゲンは確2

 

・けたぐり

200-113ガオガエン威嚇込で確2(51%~)

207-121メガガル1/16で1発

H振りヒードラン確1

 

 

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猫だまし+後攻とんぼ返り→ミミロルorミミロップで次の猫だましに繋げるパーティの潤滑油。この構築はカミツルギがかなり重たいので、ツルギ入りの構築に対するこのポケモンのHP管理は慎重に行う。

 

A : 余り、11n

HB : 特化メガラグラージの滝登り

   威嚇込で確2(~99.5%)

HD : 臆病ウツロイドのパワージェムZ

        99.6%で耐え

        特化カプ・レヒレの濁流Z

  確2(~98.5%)

S : 4振りテッカグヤ抜き

 

 

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積みエース①。基本先発で出して制圧を狙う。キザンを失うと、決定力が落ちて負ける試合展開になりやすいので大切に扱う必要がある。基本の立ち回りでも述べたが、このポケモンに触れさせない動きが勝ちへのパターン

  

※火力目安。珠ではないので思ったより火力は出ない

 ・不意打ち

    +2で159-170メガメタグロス確1(114.4~135.8%)

    +2でH振りメガサーナイト確1(102.8~121.7%)

    +2で無振りルンパッパ確1(109~129.6%)

    +2でH252振りカプ・テテフに90.3~107.3%(1/2で1発)

    +2で無振りメガリザードンY確1(100.6~119.6%)

  (H252振りは84.3~99.4%)

    +2で無振りサンダーに(87.8~104.2%)

    (H252振りは73.6~87.3%)

    +2で無振り霊ランドロスに84.2~100%(1/16で1発)

    +2で無振りペリッパーに94~111.8%(68.8%で1発)

    +2で無振りカミツルギに61.8~73.3%

    +2で207-121メガガルーラに61.3~72.4%

    +2でH振りヒードランに61.1~72.7%

    +2で無振りカプ・コケコに49.6~59.3%(99.6%で2発)

    +3でH振り霊獣ランドロスに89.2~105.1%

    +3で200-113ガオガエンに42~50%

    +3で無振りメガボーマンダに74.2~88.3%

 

 ・アイアンヘッド

    +2でH振りモロバレルに88.6~104%(25%で1発)

    +2でH振りカプ・レヒレに75~89%

    +3で200-113-129ガオガエンに48.5~57%

    後述するカプ・レヒレの熱湯46~55%と合わせて94.5~112%

 

 

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猫だましに加えて高威力(190)の未来予知Zに、広い攻撃範囲を合わせた勝気のポケモン。セイカーさんはMVPと言っていたが、私には使いこなすことができなかったためトドン入り構築ピンポイント気味になっていた。

 

※火力目安

エナジーボール

    H振りトリトドン確2(~99.5%)泣

    無振りメガラグラージ確2(~98.2%)泣泣

 

 

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積みエース②。終盤に瞑想で相手を詰ませる使い方が多い。図太いのため、サイコショックのダメージを抑えられるのが控えめにはない強み。

テテフにサイコフィールドを展開されると構築の強みを失うので、サイコフィールドは絶対に書き換えなければならない。

 

H : ≠16nかつ4n

HB : 11n

      陽気メガメタグロスのアイヘ確3(~48.8%)

      威嚇込で確4(~33.1%)

C : D+1無振りジャラランガ

   ムーンフォースで確1

D : 余り

※耐久目安

      臆病カプ・コケコの

  EF10万ボルト耐え(~98.8%)    

      特化メガリザードンY

  ソーラービーム耐え(~91.8%)

      特化メガサーナイト

  Wダメハイパーボイス2耐え(~47.6%)

      臆病メガゲンガー

  ヘドロ爆弾耐え(~98.8%)

S : 端数 

 

 

選出

※あくまで一例

 

基本選出

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後発 何か

 

vsリザスタン

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190816030006p:plainorf:id:sgHe1ka:20190816031633p:plain

不利。高パワーで押し切られる。

炎耐性があるレヒレを出したいが、晴れると打点ないうえに取り巻きのコケコツルギなどが辛いので猫3体でキザンを通した方がよい。


vsゲンガエン

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190113220121p:plainorf:id:sgHe1ka:20190816030006p:plain

基本有利だがピッピ入りなどには立ち回りを考える必要が出てくる。

ジャラ入りならレヒレ必須

 

vsレヒレグロス

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190113220121p:plain

五分。レヒレがキザンより速いと不利。

 

vsテテフグロス

後発f:id:sgHe1ka:20190113220121p:plain,f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plainorf:id:sgHe1ka:20190816031633p:plain

無理。

トリトドン入りならニャオニクス選出

 

vsガルーラスタン

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190113220121p:plain

相手高耐久が多いため不利。

消去法でこの2体

 

vsマンダスタン

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain+何か

基本有利。

キザンの通りがいいので基本後発は何を出しても仕事する

 

vsサナガエン

先発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190816002609p:plain

後発f:id:sgHe1ka:20190816002450p:plain,f:id:sgHe1ka:20190816030006p:plainorf:id:sgHe1ka:20190113220121p:plain

若干有利。

バレルなら入りならレヒレ、ツルギやカグヤならミミロル選出という感じか

 

vs雨

後発f:id:sgHe1ka:20190816030006p:plain,f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plainorf:id:sgHe1ka:20190816031633p:plain

五分。キザンが剣舞積めるかで決まる。

ラグラージ入り雨はニャオニクス選出

 

vsバンドリマンダ

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190113220121p:plain

不利。

消去法でこの2体

 

vsエルテラ

先発f:id:sgHe1ka:20190816002450p:plain,f:id:sgHe1ka:20190816031633p:plain

後発f:id:sgHe1ka:20190317085904p:plain,f:id:sgHe1ka:20190816002609p:plain

初手両猫から、次ターンテラキオンにけたぐりとエスパーZで集中して叩き展開は防ぐ。

 

vsトリル

先発f:id:sgHe1ka:20190816002450p:plain,f:id:sgHe1ka:20190816002609p:plainorf:id:sgHe1ka:20190816030006p:plain

後発f:id:sgHe1ka:20190816030006p:plainf:id:sgHe1ka:20190317085904p:plainf:id:sgHe1ka:20190113220121p:plainから2体

先発は相手のトリル要因で判断。超霊妖タイプでキザンでプレッシャーをかけられるならキザン、普鋼タイプならミミロルミミロップで出してけたぐりでプレッシャーをかけて妨害しに行く。後発は基本的にガエンレヒレで、どちらかが出しにくいパーティor出す必要がなければミミロルを選出

 

 

動画

以下参考動画になります

 

・構築作成者であるセイカーさんのダブレ実況動画です!

www.nicovideo.jp

 

・大手実況者ななすけさんとフレ戦した動画です!( 9:05~ )

www.youtube.com

 

 

まとめ

私自身7世代はほぼ砂パしか使っていなかったというのと、このような複数の猫だまし持ちでコントロールするような構築は使用したことがなかったので、とても新鮮で楽しめました。また、メジャーな構築よりは独特なパーティを好んで使っているため、その点ともマッチしお気に入りの構築となりました。

ダブルバトルは今回のミミロルのように、シングルバトルでは活躍が難しいポケモンでも活躍するチャンスがあります。この記事を読み少しでも興味を持ってくださった方、ポケットモンスター ソード・シールドからダブルバトルを始めてみてはいかがでしょうか。そこには熱い闘いはもちろん、自分のお気に入りのポケモンが活躍する場が、そして一緒に勝ち進んでいく道があるかもしれません。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。以下は型バレを防ぐため作成した偽装構築の話になります。気になった方は読んでみてください^^

 

 

 

※偽装

この構築で数十戦してしまったので、型バレを恐れた私は途中から偽装構築を作成して潜っていた。キザンの剣舞採用率の低さを利用していたところもあるからだ。実際再戦ではメガゲンガーが初手シャドボでキザンの襷割ってきたりした、、( ふいうちと叩き落とす知らんのか!?笑 )

 

偽装構築で変えた点はミミロップキリキザンの型、ニャオニクスミロカロスの3体。

 

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アンコールを警戒してかミミロップに対して守ってこない相手も多かったので、猫だまし+とっておきで大ダメージを与えられる型にした。実際に、こちらの型も実況者とマッチングして動画になっているが、意表を突いて計算を狂わせていたのでかなり良い変更だったようだ。

 

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この構築ではメガミミロップがメインアタッカーとなるので、トリルをされないように悪Zを持たせた。叩き落とすではZ持ちのトリル要因を1発で倒せないためやむを得ず襷から変更した。

 

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C +2熱湯で無振りカプ・コケコを14/16で1発

S 準速ランド抜き

 

キザンが襷ではなくなり場持ちが悪くなったので威嚇牽制枠をメイン選出に組み込む必要が出てしまい、2つの条件を満たす負けん気or勝気ポケモンを探した結果CSビビり玉ミロカロスとなった。

①威嚇ポケモンを出された場合は強力なアタッカーとなれる

ガオガエンに打点がある (ミミロップに格闘技が無くなったため

 

光の壁は初手ミミロップミロカロスの入りで、猫だまし読み両守るをされた場合でもされなかった場合でもアドバンテージが取りやすいため4枠目に入れた

 

■結論

弱かった。なんとか1700までは到達したがまずこの構築じゃミミロル出せない。から実質5体だし、横の並びも偽装じゃ限界あるよ、、

終わり。