歌って殴れるマンダアシレ【s9 最高最終1850 38位】
へいかです。最初にお伝えしますが滅びではありません、輪唱パです。そら攻撃技なんだから歌いながら殴れるやろって感じです(笑)ではさっそく構築紹介に移らさせていただきます。
※以下常体
■構築経緯
夢御三家が解禁された。アシレーヌを使おう。どうやって使うか。輪唱しよう。
→とりあえず組んでみた。
なんか見たことあるようなポケモン達に輪唱を入れて回してみた。弱かった。
原因は、相手のカプ・コケコ、トリルがキツいこと、マンダアシレの輪唱が現環境の流行パーティに対して微妙に火力が足りないことだと感じた。この問題を解決するため輪唱パに自然と組み込みにくいドリュウズ、カプ・コケコの2体を、高速高火力の輪唱枠ポリゴンZ、トリルに対する圧力となるLv1トゲデマルに変更してパーティが完成した。
■個別解説
対天候要因に1番使いなれているバンギラスを採用。砂ダメでトゲデマルのがむしゃらの補助もできる。ポリゴンZがスカーフなので余っていたZを持つことになったが、天候奪取後メガボーマンダのハイボ+悪Zでメガラグを倒す場面が多くあったので使用感は良かった。相手のバンギラスに対する打点が少ないので3ウエポン目はけたぐり。
輪唱要因その1。
特性適応力で高火力輪唱ができるポケモン。スカーフを巻くことで130族を抜く素早さからトスが可能。また、トリル下では後述のトゲデマルやアシレーヌにトスしてもらえば超火力の輪唱を打つことができる。火力重視の控えめにしてるが準速スカーフランドロスに初手馬鹿力を打たれることも多かったので臆病にするのもアリ。この6体だとポリゴンZがZ枠に見えて、スカーフがあまり警戒されなかった印象
輪唱要因その2。
ハイボ/放射/守る/@1の@1が輪唱になっただけ。ジャラランガに対する打点が皆無なので、何としてもアシレーヌで仕留める必要があり立ち回りがシビアになる。
D ボーマンダ(非メガ)と並んだ時のためのDL対策。
S 最遅
輪唱要因その3。
トリルに対してかなりの圧力をかけられるポケモンとして採用。がむしゃらが強力なのはもちろん、このパーティではトリル下で高速トス要因となる。従来のトゲデマルと違い輪唱という攻撃技を持っているため、がむしゃらや気合の襷で耐えて体力が1になったポケモンを倒すことができる。頑丈きのみジュースによる行動保障があるため対トリル以外で多少雑に扱っても強い。
H 8n-1
B 端数
C 余り
D C147カプ・コケコのEF10万ボルトを15/16で耐え
C222メガゲンガーのヘドロ爆弾を14/16で耐え
S 自分のテッカグヤ抜き
輪唱要因その4。
特性うるおいボイスで水タイプの輪唱を打つことができる。鋼に打点のある輪唱要因の登場で輪唱パは戦略の幅が広がった。輪唱で行動順を早めることで、縛りの状況に気づかれなかったり、縛り関係を逆転して奇襲することができる輪唱エース。
H 極振り
A ヘビーボンバーで177-95カプ・テテフを(15/16)で1発
B 端数
D 余り
S 4振り61族抜き
技に関してはテンプレのため省略
■輪唱ダメージ
196-100チョッキ霊獣ランドロス
アシレーヌ (120) 104%~
145-95カプ・コケコ
アシレーヌ (120) 110.3%~
135-51カミツルギ
アシレーヌ (120) 110.3%~
156-170メガメタグロス
ポリゴンZ (60) 23% ~27.5%
アシレーヌ (120) 75.6%~89.1%
185-135メガリザードンY(日照り状態)
メガボーマンダ(60) 28.1%~34%
ポリゴンZ (60) 37.8%~45.4%
アシレーヌ (120) 61.6%~72.4%
145-135カプ・テテフ
メガボーマンダ(60) 35.8%~43.4%
アシレーヌ (120) 78.6%~93.1%
197-110サンダー
ポリゴンZ (60) 43.6%~51.7%
アシレーヌ (120) 70.5%~83.7%
191-154サンダー
ポリゴンZ (60) 32.4%~38.7%
アシレーヌ (120) 52.3%~61.7%
175-120バンギラス
アシレーヌ (120) 97.1%~116.5%(14/16)
207-120バンギラス
ポリゴンZ (60) 13% ~15.4%
アシレーヌ (120) 82.5%~98.5%
135-115メガゲンガー
アシレーヌ (120) 98.5%~116.2%(15/16)
167-115メガゲンガー
メガボーマンダ(60) 36.5%~43.7%
アシレーヌ (120) 79.6%~94%
175-155メガサーナイト
ポリゴンZ (60) 34.2%~41.1%
アシレーヌ (120) 56.5%~66.8%
■選出
基本選出
先発
後発
最もパワーがある選出なのでキツイ相手がいない場合はこの選出
vsコケコ入り
先発
後発+3体から何か
コケコが重いのでスカーフポリZと対面させないと厳しい。
vsガルーラスタン
基本選出。五分、輪唱次第。
vsゲンガエン
基本選出。控えめゲンガーがなら輪唱輪唱で落とせるがジャラランガ入りの場合はアシレーヌを大切にしないといけないのでリスクが高い。若干不利。
先発
後発
サンダーを奇襲して落とした後テッカグヤ詰めを目指すが、初手次第。有利対面でも片方しか落とせないのでそこまで有利でもない。五分
vsリザスタン
基本選出。リザードンに有利なポケモンがバンギマンダしかいないため、他のバンギマンダ軸より有利をとることができないが、コケコ入りでなければ基本有利。
vsマンダスタン
基本選出。サイクル戦、五分。
vsサナガエン
先発
後発
追い風を阻止できればそこまで不利な展開にはならないが、初手次第。五分
vs雨
先発
後発
砂+がむしゃらで雨エースに圧力をかけて、雨始動要因をカグヤで詰めていくイメージ。基本有利。
vsトリル
先発
後発
トゲデマルの天下。ガオガエンの叩き落とすには注意。初手トゲデマルで圧力かけていってもよし。基本有利。
■まとめ
環境に多いスタンパに対し五分もしくはそれ以下という状態で、よく1850まで行けたと思う。輪唱パにはそれを多少ごまかせる奇襲性能があったのだろう。選出率が高いテッカグヤだがどう考えても環境にはあっていないので、6体目にしっくりくるポケモンを見つけることが出来れば輪唱パはさらに上を目指せる構築だと私は感じている。